怒られる男の日記

もう少しうまくなってから練習するブログ

恐怖の通院

妻は色々と体調面、メンタル面などで調子が悪いことがあり、かなりの頻度で通院している。そして、なぜか、行く先々で医者と揉めて匙を投げられたり、ケンカして帰ってくる。大体想像はつくのだが。

 

それはさておき、不安だからとか味方が欲しいからとか、内容が夫婦両方に関わる問題だったりという理由で、私も一緒にいくケースがある。そうした場合、私はフムフムと話を聴いておればいいというわけではなく、適切な質問を投げたり、妻と医者が対立したらすかさず妻の側にたったりといった立ち回りを求められるが、これがなかなかに難しい。

 

あるとき、医者の言うことに納得して、特に何も発言することなく終了したところ、「あなたなんで来たの?黙って聞いてるだけなら来る意味ないよね」と怒られた。なので、それ以来、何かしら質問なり確認なり発言をしなければいけないという意識でいるのだが、「妻に認めてもらえるような効果的な質問を投げなければいけない」というプレッシャーでかえって口も頭も回らなくなってしまう。

 

たとえて言うなら、就職面接で「何か質問はありますか?」と言われたときの学生のような、顧客との難しい折衝に上司が同行してきたときの営業マンのような気持ちという感じだ。

 

先日、とある理由で妻が通院していた病院を変えることになった。新しい病院は、以前妻が通っていたのだが、あまり良い形ではなく通院をやめた経緯があり、いわば出戻りである。

 

内容的にも関係あることだったので、私も同行していた。診察は特に問題なく終わりほっとしていたところ、薬を処方される段になって問題が発生。前の病院ではもらっていた薬が出ないという。妻がそのことを指摘したところ、医者は、うちでは出しませんとピシャリ。妻の表情が曇る。

ここだ! ここでいい感じに、場を荒立てずにそれでいて妻の不安感を解消できるような発言をするんだ! できなかったら、後でまた怒られるぞ! さあ、言うんだ、自分!

 

しかし、頭の中はグルグル空回りするばかりで、喉の奥はぴったりと張り付いたように声を発することもできず、結局何もいえないで終わってしまった。 後ほど、妻からボコボコに怒られたことは言うまでもない。