怒られる男の日記

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「ママあるある」が「パパあるある」にならない理由

育児ブログやまとめサイトなんかを読んでいると、ちょっとした失敗談なんかが「育児あるある」として、ママ同士で共有、共感されているのを見る。同じようなことが自分にもあるのだが、どうしてか自分が同じことをやっても「パパあるある」にはならず、ガチな失敗として妻に怒られるというケースが頻繁にある。今回は、なぜそうしたことが起こるのかを考えてみた。

 

ケース1 寝かしつけからの寝落ち

 

我が家では、娘の風呂~寝かしつけは私の担当だ。大体19時半ごろ帰宅し、食事・歯磨きなどを済ませて遊びに没頭している娘をなんとかして風呂にいれ、保湿クリームを塗ったり着替えさせたり髪の毛を乾かしたりトイレにいかせたりして、絵本を読んで寝かしつける。この間1時間~1時間半。会社での仕事~電車通勤からの一連の作業で疲労困憊して、うっかり自分も寝入ってしまうことがたまにある。

目が覚めて時計を見ると22時半とかになっていて、あわててリビングに下りると妻がテレビドラマを見ている。自分は夕食をいただき、食器を洗って片付け、とやっているといつしか時刻は23時をまわっている。

 

これって、「育児あるある」だと思うのだが、自分がやってしまうと妻から叱責を受けることになる。

 

いわく、

「相談したいことがあったのにあなたは寝てばかりだ」

「夫婦の時間もなく、結婚している意味が感じられない」

などなど。

そして「ごめんごめん、なにかあった?話きかせてよ」などと言おうものなら、

「こんな遅くから考え事したら眠れなくなる!私を寝不足にして楽しいのか!」

と更なる怒りが浴びせられることになるのだ。

 

ケース2 言うことを聞かない娘にイライラして怒鳴ってしまう

 

主に、朝会社に行く直前であったり、帰宅後になかなか風呂に入ろうとしない時であったり、時間に追われている状況で子どもの相手をするのは精神的にきつい。あまり聞き分けが良いとはいえない部類のうちの娘であればなおさらだ。つい、イライラして、「いい加減にしなさい!」「早くして!」などと怒鳴ってしまうことがある。

 

これもまた「育児あるある」で、「ほんとうは良くないってわかってるんだけど、つい…」と思っているママは多いはずだ。しかし、私がやってしまうと、またまた妻からピシャリといわれることになる。

 

「大きい声だすのやめて」

「音で怖がらせるのはよくない」

 

まあ、正論である。でも、正論ではあるし反省すべきことだけど、でも、ついやっちゃうんだよな~と同じ親同士共感できる案件だというのが私の認識なのだが。ちなみに、妻も同様な状況で怒鳴ることはある。

 

ケース3  育児と仕事の板ばさみに悩む

 

朝起きてから、娘を着替えさせて食事、歯磨き、洗顔までは私の担当である。(その間妻は洗濯に専念)最近はほとんどないことだが、イヤイヤ期真っ最中のときなどは、なにかのきっかけで大騒ぎになり、ドタバタした結果出勤が遅れて、それでも一応ギリギリ間に合うはずの時間には出たものの、電車遅延などが重なって遅刻というケースがあった。

 

逆パターンもある。上にも書いたとおり娘を風呂に入れないといけないのでほぼ残業せずに帰っているのだが、時にどうしても突発的な残業が避けられないケースもあり、そうなると帰宅が遅くなった分、娘を寝かすのが遅れてしまう。これもまた、仕事と家のこと両方やるのは難しくて、時にどっちかにしわ寄せがいってしまうという「育児あるある」として、難しいよな~でもしょうがないか~と共感できるネタと思うのだが、やはり妻は納得いかないらしい。

 

「早く起きるとかなんとかして、自分で間に合うように工夫しなよ」

「残業だからって、娘の睡眠時間が足りなくなったらどうするの?会社のことは自分でちゃんと管理してよ」

 

ド正論なんだけど、そううまくはいかないんだよなあ…って、育児にかかわる親ならみんな思ってることなのでは?

 

なぜこれらが「パパあるある」として許容されないのか

これは結局、妻から見て私に対して、家事育児に参画するという「新しい夫/パパのモデル」を求めるのと同時に、「家事育児に悩む妻をフォローする役割としての夫」「ここぞというときにビシッと叱る父親」「家族の収入を一手に引き受ける大黒柱」という「旧来の夫/パパのモデル」を両方求めているからではないだろうか。だから、家事育児やるのも当たり前、 でも元々の役割を捨てることも許されないという状況になってしまっている気がする。

 

例えば育児疲れで寝落ちした妻に、帰宅した夫が、何寝てるんだ、家事はどうした、夫婦の会話がないじゃないか、と文句をいったら確実にモラハラ案件だろう。子供の面倒で精いっぱいで、夫の面倒まで見られません、というのは当たり前のこととして(少なくとも育児に積極的な人の間では)受け入れられている考え方だと思う。ただこれが夫/パパ側の行動としてみたとき、我が家においては、許されないのである。夫たる私の果たすべき役割が妻との間で共有できていないのが問題なのだ。

 

問題点は明らかになったところで、今後は妻と話し合って私の果たす役割を明確にしていこう…というのは絵空事で、妻はそのようなあまっちょろい人間ではない。とにかく、彼女は相手の負担が減ることが大嫌いなのだ。私は今度も妻の要求に応じて、二足三足のわらじを履くことになるのである。