怒られる男の日記

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【ドラマ感想】あなたには帰る家がある 第11話 (最終回)

思い切りエモーショナルに振り切った第10話から、いきなり現実に引っ張り戻してきた最終回だった。

 

真弓は綾子への意趣返しで太郎にモーションをかけて見せただけで実際にその気は全くなく、綾子は綾子で、秀明と念願の同棲生活に入ったものの、すでにテンションはダダ下がって惰性と真弓への反発心のみで続けている状態。秀明もとっくに綾子への思いはなくなっており、仮面夫婦ならぬ仮面同棲状態。現実…これが現実っ!

 

なぜか誰でもあっさり入れててしまう秀明の新しい職場(資料室)に全員集合してからの、事故で止まったエレベーターでも四者会談。ここが今回の見どころだったんだと思うけど、内容が基本的に今までの復習というか再確認というか、といった感じだったので、特に印象に残ったことはない。真弓が秀明に少し気持ちが残っている(っていうのとは違うかな?とにかく吹っ切れていない)ことを吐露するシーンは良かったかな。一番面白かったのは、脱出直後に茄子田夫妻がいきなり抱き合ってて、周りから「なんだこいつら…」みたいになってたところ。

 

で、その後の日々の話と続いていく。結局茄子田夫妻は元さやにおさまり、綾子はこれまでと180度変わり、茄子田家における最高権力者として君臨している。茄子田先生、「おれが変わる」はいいけど、変わりすぎで脳を直接いじくられたみたいになってた。一方真弓と秀明は離婚したまま、時々会う生活を続けている。これくらいの距離がいい、そうだ。

 

この、「夫が妻の軍門にくだることで夫婦円満になる」「ずっと一緒にいるとぼろがでるので、離れて暮らして時々会う」って、身もふたもないほどの現実的な結論だなって思った。そりゃそうするしかないよねえ、と。妻は真弓と秀明にこそ元さやに戻ってほしいみたいだった。自分も、ちょっとそんな風に思っていた。また家族3人で暮らしてほしいなって。でも、ドラマが突き付けてきたのは究極にリアルな結末だった。

 

思えば、最初は今どきのリアルな家族の形を描くみたいなドラマかと思わせておいて、綾子暴走から雲行きが怪しくなり、終盤の茄子田劇場でいっきに感動方面にかじを切ったかと思いきや、最後の最後はファンタジーを廃してストン、と現実に落とし込むという、波乱万丈で先の読めない、なかなか面白いドラマだった。

 

 

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