怒られる男の日記

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怒らない人を結婚相手に選ぶ難しさ

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長い時間を共にする結婚相手に、細かいことでいちいち怒る人を選ばないほうがいいっていうのは当然だと思うけど、それっていうほど簡単じゃなないよなって話です。

 

人は我慢できる生き物である 

上の記事で書かれている事例の場合は、数時間程度のお見合い(デート)の中でクレーマーぶりが明らかになったケースだけど、そこまで沸点の低い人は論外として、普通の人は少々腹が立っても我慢できるんですよ。ましてや、これから付き合いたい、結婚したいと思っている異性の前だったら。

 

私自身、元来短気なところがあって。ただ、父も同じように頑固で怒りっぽい人だったんで(根っこは素直で愛情深くて、仲間にも慕われる人でした)、そういうのを見ているうちに反面教師的に、怒らない人格に矯正していったんです。おそらく、中学生以降に私と知り合った人は、全員が「全然怒らない穏やかな性格」として私のことを認識していると思います。

 

なので、妻と出会って付き合っているうちも、全然怒ったり喧嘩することもありませんでした。週に1回か2回、数時間~半日くらい会ってる間、何があっても別に我慢できるんですよ。私の場合は、長年にわたって築いた「怒らない人格」の強固な鎧がありましたし。

 

どんな我慢にも限界がある 

ところが、結婚してからというもの、万事にきっちりの妻が、ずぼらな性格の私に苦言を言う、注意する場面が爆発的に増えました。妻は妻で、付き合っているうちは見えなかった私の粗が目立ってきたんでしょうね。正直カチンとくることもあったのですが、このときはまだまだ私の「怒らない人格」の防御が崩れることはありませんでした。

 

そのバランスが崩壊したのは、子どもが生まれてからです。お互いに育児に神経をすり減らし、怒りっぽくなっていました。特にいわゆるイヤイヤ期以降がきつかった。「怒らない人格」は子どもの相手をするうちにみるみる削り取られ、素の自分がむき出しになってくる。出勤時間まであと数分の状態で子どもに手を焼いているさなかに、妻からの「あなたの普段の接し方がいけないんだ」「自業自得だ」のダメだしで限界突破です。築き上げた鎧も、イヤイヤ期の子どもと妻の二正面作戦を強いられてはひとたまりもありませんでした。

 

怒った妻の攻撃力については下記を参照ください。

妻に学ぶ、人を追い詰める7つの会話術 - 怒られる男の日記

 

ちなみに、こんな落とし穴も

妻との関係ではアレなんですが、それ以外では相変わらず自分が「怒らないタイプ」であることには違いなく、触るもの全てを怒りの炎で焼き尽くさんとする妻のテンションには付いていけないことが多いです。

 

昨日もとある電気店に家電を見に行ったところ、店員さんにひとしきり説明を聞いた後で妻が怒り出した。いわく、面倒くさそうにさっさと切り上げようとしてた。こっちは買う気がないと思ったのか。失礼だ。すごく嫌な気持ちになった。このお店では買いたくない。自分は、妻の言うような印象は全くなく、普通の店員さんと思って話していたので、真顔で「そうだね、腹立つよね(棒)」と返してしまいました。こういう淡白な反応がまた妻の怒りを買うのですが…

 

現状私も全く怒らないというのには程遠くて、「歩道を歩いているときに自転車にチリンチリン鳴らされたら、あえてのびをする振りをして進路を塞ぐ」とか謎なところでストレスを発散してしまうので、人のことは言えないといえばそうなんですけどね。

 

 

結局なにがいいたいのか 

つまり、最初から怒らない人を選ぶと言っても、結婚生活の中では想像もできないことが色々と起こるし、「怒らない人」が「いつまでも怒らない人」である保障はどこにもないし、ましてや「自分には絶対怒らないけど、怒って欲しい相手には一緒に怒ってくれる人」なんていないよってことです。うちの場合は、多分両方がそれぞれ我慢していましたね。その我慢も愛情のうちと思えるうちは良いのですが、そうでなくなる時も必ず来ますので。

 

「この人は怒らない人だから大丈夫」と安心しすぎるのも良くないし、「なんだこいつ、怒ってばっかりだ!」と思ったら、自分もきつく当たってるとこないかな?と振り返るとか、そういうことが、怒らない、怒られない関係を持続するために大切なのではないでしょうか…。

 

と、その間逆を突き進む夫婦からお届けしました。皆様は、少しでも穏やかな日々をお過ごしください。